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RINA
MURAO

金属による構造体を通じて、今、ここから自分を超えた広がりへと通じる道を切り開くことが、私にとっての彫刻制作です。
人は物理的には小さくとも、その精神性や空間性を介して、身体の限界を遥かに超えた領域とつながりうる存在だと思います。
そうした可能性を秘めた人間の在り方を投影する彫刻を、制作の中で探求しています。
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箱の中から、広がりへ
まずは、箱を自分のものとすることです。
それは、自分の精神を受けとめる器であり、
自分の存在を映し出す空間です。
箱とは、隠れ家のような、どこか入り込める場所をもとにしたものです。
押し入れの中、ピアノの下、ベランダなど。
私の心が躍るのは、
箱の中に未知の領域へと通じる気配を見出すときです。
世界には計り知れない深み、厚み、広がりがあります。
それは私の作品の中では、
湖や海、あるいは水平線として現れます。
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